間接疑問文

2020/05/18

文法

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今回は間接疑問文です。たまにはあっさり終わりましょう。

間接疑問文とは?

  • Wie heißt er?(彼は何という名前ですか?)

これは普通の疑問文です。普通の疑問文は定動詞が第2位にあるんでしたね。
それに対して、間接疑問文とは、

  • Ich weiß nicht, wie er heißt.(私は、彼が何という名前か知らない。)

の<wie er heißt>のように、文の中に入った疑問文のことです。

<Ich weiß nicht>が主文で、<wie er heißt>が副文になっています。副文ですので、定動詞heißtが後置になっています。副文の中では、定動詞後置でしたね。

「あれ、接続詞もないのに、<Ich weiß nicht>と<wie er heißt>がつながっている」と思うかもしれません。でもここでは疑問詞が従属の接続詞の役割を果たしているのです。

他の例を見てみましょう。

  • Weißt du, wie alt er ist?
    (彼が何才か知ってる?)
  • Wir wissen nicht, wo sie wohnt.
    (私たちは、彼女がどこに住んでいるか、知りません。)
  • Können Sie mir sagen, wie ich zum Bahnhof komme?
    (駅にはどう行ったらいいか、教えていただけますか?)

間接疑問文を使った文というのは、どうしてもwissenを使った文が多くなりますね。

練習問題

訳しましょう。

  1. Wir wissen nicht, um wie viel Uhr der Zug abfährt.
  2. Weißt du, wie lange er in Japan bleibt?
  3. Fragen Sie Herrn Yamada, was das ist!
  4. Ich habe ihr schon mitgeteilt, wo das Konzert stattfindet.
  5. Ich habe keine Ahnung, warum er nicht zurückkommt.
  6. Ich weiß nicht, wo ich umsteigen muss.

まとめ

間接疑問文はそんなにたいしたことはありませんね。定動詞後置だけはしっかり覚えておきましょう。

練習問題解答

  1. 私たちは、その列車が何時に発車するか、知りません。
  2. 彼がどれくらい日本に滞在するか知ってる?
  3. これが何かは山田さんに尋ねて下さい。
  4. 私はもう彼女に、そのコンサートがいつ行われるのかを伝えました。
  5. なぜ彼が来ないのか、私にはわかりません。
  6. 私はどこで乗り換えなければならないのかを知りません。

1番:分離動詞は副文内では分離しません。fährtが後置されると、再びabとくっついてabfährtと一語になります。
3番:Herrnとなっているのは、Herrn Yamadaが4格だからです。Herrも4格にします。Herrは不規則な変化をする名詞です。辞書で確認しましょう。
4番:stattfindetも分離動詞です。くっついてしまいます。
5番:zurückkommtも分離動詞です。
6番:<Wo muss ich umsteigen?>が普通の疑問文です。これが間接疑問文になると、定動詞mussが後置されるので、umsteigen mussという形になります。

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