子音の発音の2回目です。今回やるのは、フランス語や英語など、よその言語からドイツ語の中に入り込んだ外来語の発音です。例外が多く、これらの語は出てくるたびに覚えていくしかありません。
外来語ではアクセントの位置も、ドイツ語と違って最初の母音にあるとは限りません。
初級者はざっと見ておくだけで十分です。いや、見ておかなくてもかまいません。
子音の例外的発音
c(1):ク
ドイツ語では、cはほとんど使いません。例を探すのに苦労します。
c(2):ツ
ch(1):ク
これは少しはドイツ語でもありますね。
ch(2):シュ
ge:ジェ
Ingenieurは難しいですね。euはöの発音となります。また、そこにアクセントがあります。
ph:フ
◆rh:ル
th:ト
Theaterは発音に気をつけましょう。英語とはずいぶん違っています。
ti:ツィ
v:ヴ
vは普通はフで、ヴとなるのはwでしたよね。でも、vがヴとなる場合があります。
x:クス
Hexe(魔女)はどう発音するでしょう。そう、ヘクセですね。これは高校の教室などで教えたりするとちょっと大変なことになりますので、気をつけましょう。
ただ、宮崎駿の『魔女の宅急便』のドイツ語版には次々に出てくるんですけどね。ちなみに『魔女の宅急便』は、ドイツでは、"Kikis kleiner Lieferservice"という題になっています。『キキのささやかな宅配サービス』という意味です。キリスト教圏なので、「魔女」という単語を使いたくなかったのではないか、と推測しています。
y:ユー
まとめ
いつか、いろいろ学んだ後にまた見返してください。